歌词

急行の車窓から見えた外の世界は極彩色の街。
いつだって僕を睨んでいた。
35度5分の君は青に飛び込み、透明な息継ぎ。
僕はただ見ているだけだった。
魚になりたいって君は言った。
そうここはただの水槽、アクアリウムさ。
もう何度も壁にぶち当たってるのに、
君は気付かないんだね?
あれから8年が過ぎて街にはビルが建つ。そこは僕の知らない君の知らない街。
この街は全てだった。スカートのはためき、透き通る瞬間。誰もが信じた夏がそこには有った。
素敵れなかった思い出は塔となって僕達を俯瞰している。
ナンバーガールはもういない。
さあ、この街を抜けだそう。
透明な季節の中 踏切は閉まって
君に会いに 今、駆けようか?
海になりたいって僕は言った。
この街はやけに綺麗にキラキラ光る。
もういいんだよ。
作られた色を見て、そんな悲しい顔を、しないで!
魚になりたいって君は言った。
そう、ここはただの水槽、アクアリウムさ。
もう何度も壁にぶち当たってるのに、君は…
Written by: Jin Kimura
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