小町通り

雨降る小町通りは

傘をさした 人混みで溢れ

冷たい風が吹いてた

肩寄せ 二人歩いた

君が雨に濡れないように

静かに傘をよせた

何も知らない

子どものような

あの日の優しさが

足りなかったね

失ってから

幸せの意味に気づいたんだ

想い出の中なら

君に会える　君を愛せる

歩いたあの道を 覚えてる

想い出の中なら

君とずっと 笑い合えるけど

止まない寂しさが 苦しくて

君が思う小町通りに

僕は歩いているのか

雨に 問いかけてる