歌词
つれない足引き摺って
凍てつく風に目を瞑る
浮かない顔を付け替えて
素顔がどれかも
気付かないふりをした
浮き足立っても
溺れていく暮らし
ひりつく笑い
聞こえていないふりだけは
しないと決めたんだ
見透かされる余裕もない
生き急いでいないのは
抑圧より目を逸らすから
今はいつかの最後なのか
何年経ってもすくむ
火のないところの煙
胸の内はそう
時に追われて
誰に好かれて
こぼれ落ちたものほど
いつも輝いて見えるんだ
それを拾っている途中なの
毒を吐いた分 食わされて
生き返った分 胸焦がれて
狂騒に踏み込むから
いつもの暮らしは駆け出すの
少し
人並みさえ憚れて
呆れるほど 俺でいてもいいよな
どこまで本物で出来ているのか
気づけない方が幸せなのか
これからも そう
妄想
もう そう
もう よそう
Written by: 小貫 貴央