歌词
呼吸をするたびに突き刺す様な
視線が雫を落とした
針が6度動くごとにあなたは
嗚咽する
言葉にできていないあなたのことを
見ると胸が詰まる
壊れた古時計の鐘の音は
力を失う
茜さす微睡みの奥
止まらない涙を僕は舐める
崩さぬように零さぬように
陽だまりの祈りは遠く弾けていく
狂おしく巡る時間旅行は
夢でしか遭えない
まるで映画のワンシーンのような
迎合だった
底を尽きたフィルムの節々に
痛いぐらいの笑みが映る
弓矢で射抜かれた感覚が
僕を揺すった
もう会うことはない
もう憂うことはない
もうこれ以上愛を失わぬ様に
手が離れる3秒で
僕は君に云うもう戻れないことを
月に寄せて
汚い声で少しでもあなたの元へ届けるんだ
離さぬ様に壊さぬ様に
この先は一歩引いた所で会おうと
二人の間通り過ぎた不可解に近い風に問うた
何故この瞬間を隔ててゆくのと
幾ら音を紡いだとしても
Never say goodbye to you
Written by: たけ
