Flower

もう戻れなくて 取り戻せなくて

失ったものが あまりにも多すぎて

季節外れの雪を掴んで

空にばら撒いた

お前のこぼした涙が 粉雪に変わってゆく

気まぐれなその微笑みに ただ触れたくて

許されはしない 罪を繰り返して

たとえ地獄に落ち この身を焼かれても

微笑みをくれる お前がいればいい

生まれ変わるなら 寄り添う花に

ただ奪い合ってた 憎しみあってた

あの時代の片隅で泣いていた

名もない俺には ただ眩しすぎる花でした

お前の残した言葉が 今も胸に募る

明日のない世界などないと 微笑んで

一人で眠れない 夜はまた訪れ

たとえただ虚しい 終わりが待ってても

お前がいればいい ただそれだけでいい

生まれ変わるなら 寄り添う花に

一人残され 涙は枯れ果て

無情に季節は変わり続ける

思い出にしがみついても

あの頃には戻れなくて

終わりなき悲しみ重ねて

大地は果てしなく 全ては美しく

お前が目を閉じた 季節は過ぎてゆく

悲しみは今も 消えはしないけれど

思い焦がれていた 世界が始まる

悲しみの果てに やっと見つけた

お前という名の花を抱きしめた

やるせないほどに愛がこぼれていく

生まれ変わるならお前のそばに

You are the irreplaceable flower

You are the irreplaceable flower

You are the irreplaceable flower