制作
歌词
[Verse 1]
あの水平線が遠ざかっていく
青すぎた空には明日すら描けなくて
息もできないくらい淀んだ人の群れ
僕はいつからここに潜り込んだんだ
[Verse 2]
悲しみなんて吐き出して
前だけ見てればいいんだっけ
それじゃとてもまともでいられない
全てを僕が敵に回しても
光をかすかに感じてるんだ
そこまで行けそうなら
[Verse 3]
息をしたくて、ここは苦しくて
闇を見上げるだけの夜はもがく減圧症のダイバー
生きているんだって、確かめたくて
深い海底を目指して、もう一度呼吸をしよう
[Verse 4]
頭ん中の地図をひっくり返したら
足りないものだらけで独り怯えた昨夜
僕は強いんだってずっと思ってた
誰よりも強いってずっと思ってた
[Verse 5]
迷子になった白鳥が
星の夜空に浮かんでいた
慰めのように降り出した雨
だけどどうやら僕らはなれそうもない
星が星なら僕は僕さ
どこまで行けそうかな
[Verse 6]
重たい錨を背負いこんで
ほんの少し祈りを吐き出して
まるで合図のように降り出した雨
[Verse 7]
息をしたくて、ここは苦しくて
闇を見上げるだけの僕じゃ浮かぶ方法もないダイバー
生きているんだって確かめたいなら、そう
深い海底を目指して、もう一度だけ息をしてみて
ただの幸せに気づいたら、もう二度と溺れないよ
Written by: 光村 龍哉