ミリオン/ワンズ

蜃気楼みたいに揺れて

空を満たす言葉が

生まれて旅立つのを

私ずっと覚えてる

ああ、心理も定理も大義も

好奇も憎悪も愛も不条理も

全部君を映すもの

その手が宿した叫び

私ずっと覚えてる

ここにない居ない居ない居ない渇き

他愛もない拙い真理

君だけに見える世界に

私だって息をして

巡り合った

いつかのあの歌が笑われた

数多のメロディが

今も変わらずに叫ぶのさ

一つも消えないまま

絶望の園に根差す歌が

君の心に届いたのか

君の未来に聞きたいんだ

さあ、連れ去ってよ

その手で

君にいつか出逢う為に

きっと生まれた

はじめまして

私、きっと死なないよ

ここで君を

まだ君を待ってる

吐き棄てた傷だらけのワーズ

痛みさえ数えて

心ひとつを声にした

行く当てもないまま

予定調和も正義もルールも矜持もルーツも

なんでもかんでも全部がむしゃらに染め上げて

眩む目だけを頼りに

未だ手を伸ばしている

そして百万回無様に殴られて

（殴られて）

百万回無力を知っていく

（知っていく）

百万回未来を諦めて

（諦めて）

百万回もう一度前を向く

忘れてくれるなよ

君を貫くための

たった一度の声を

それはね夢のように

当然のようにここに在って

崩れそうになる時に

不意に出会うんだ

「はじめまして」

時には嫌になって

傷だらけになって

本当になって

血を流したメロディは

心臓の奥でやっと呼び合った

ぱあっと駆けたいつかの日が

受け取った誰かの魂が

今もこの胸を焦がすのさ

人生その最中で

いつだって僕らのこの歌は

失った後に芽吹いたんだ

誰も未来は分からないさ

さあ、共に行こう

聞こえたかい

また名も無き歌が

私ずっと覚えてる

Ooh-oh-ooh

Lalalala, lalala, lalala

Lalala, lalalala, lalala, lala

Lalalala, lalala, lalala

Lalala, lalalala, lalala, lala