歌詞
[Verse 1]
慌ただしく
過ぎてゆく日々
帰る場所は
間違ってなんかないのに
君の声が聞きたくて
そっと瞳閉じる
[Verse 2]
深い海の底たゆたう体
彷徨うだけの私は魚
水面から差し込む光の彼方
届けと願うように
手を伸ばす
[Verse 3]
君には見えてますか
あの星が夢が
私のこの想いが
どこかで泣いていませんか
ただ願う声は
泡になって
[Verse 4]
忙しなく街に灯る
煌びやかな明かり
休むことなく日々は
続いてくんだと知る
吐き出すため息から
零れた「会いたいな」
他人の声にかき消されていく
[Verse 5]
今日はこんなことが
昨日はこんなことが
私は変わらず元気でいるよ
今日はどんなことが?
昨日はどんなことが?
ねえ君は元気にしていますか?
[Verse 6]
深い夜の底に沈む体
ざわつく胸、瞳閉じたまま
気付けば差し込む朝日のかけらが
優しく頬を撫でる
[Verse 7]
窓から見えた木々が
揺れる度
君の住むあの町の思い出が
溢れて溺れそうになるけど
同じ空の下でほら
生きている
[Verse 8]
君にはいつまでもただ
理不尽な悲しみに
飲み込まれることなく
優しく穏やかな暮らしの中
笑っていて欲しいから
[Verse 9]
君は覚えてますか
あの日々を
共に過ごした風景を
私が帰る場所は今でも
君と同じ
いつの日かもう一度
笑い合えるその日を
想いながら
眠りにつく
Written by: Ayase