積分
演出藝人
かたこと
演出者
詞曲
長尾拓海
作曲
歌詞
果てに咲いたあなたの華を枯らすわけにいかないんだよ
気付けばいつも思い出してしまっているんだ
あの日受けた言葉の裏側の造形を
「僕は逃げたんだよ」
胸の端っこで叫んでた 苦しかった
見つめていた あの希望や夢のかけらを
拾い集めた両手は傷だらけだったんだ
進むべき明日の道標なんて見えやしないんだよ
信じ抜けることはあるか?
果てに咲いたあなたの華を枯らすわけにいかないんだ
がむしゃらな今の一瞬が繋がっていくと信じたいんだ
見えない向こうに届くまで
隠していたんだ 貴方に感じた劣等感を
虚勢を張った心は弱さを認めないよ
「僕はまだやれるんだよ」
思考回路の隙間が無くなっていた
知らないうちに鋭くなった言葉が
赤く染まっていくのを見たくはなかった
素直になれないことが嫌になって投げ出したんだよ
「ああ、僕は弱いんだ」
空に描いた理想の自分とかけ離れて会えなかった
悲しみの過去をなぞって 繰り返したよ 辿り着くまで
名も無い蕾の朝日が落ちても
花びら このアスファルトの上
憧れた人を追いかけて 何十回何百回見失った
今はこの手 届かずとも
果てに咲いたあなたの華を枯らすわけにいかないんだ
瞬きなんて出来やしないんだろう 大事なのはこの瞬間だ
嫌いだったあいつの顔なんて忘れた
自分を失くしたから 自信を無くしたんだ
ボロボロになって 行先も見えずに足を進めてる
これが答えと信じて
Written by: 長尾拓海

