歌詞
君はそれでいいの 自分に問いかけた言葉さえも
未だ見ぬ日々へと続いているから そう簡単には決められないな
本当に大切なものはなんだろう 一体何処にあるんだろう
思うだけで動けないから また日付が過去になる
僕らを飲み込んでいく淡い光 風の音が想いを揺るがす
変わらない毎日に諦めていても 変わっていく事も怖いから
荷物を持たないで飛び出したら 能天気に眠る真っ白な猫
見つめ合う想いとは裏腹に 逆立つその優しい毛並み
そしてまたいつもの格好で 助けてくれって泣いているの
君は僕と随分似ているから 上手に誤魔化すほど
気付いてしまうんだ
涙で溢れたその目から 一粒の種が零れ落ちた
君はまだ知らないけれど やっと今 その全てが始まるよ
春になればそっと芽を出して 荒れた大地を金色に変える
いつまでも降り止まない冷たい雨だって 恵みを与えてくれるから
無理して続ける事に疲れて 灯りが消えかかっていたって
支えてくれる心がこんなにもあるんだ もう迷う事はない
Written by: 瀬尾 泰介