歌詞
両手で抱えられるほどの
小さな私はもういないけど
両手じゃ足りないくらいの
大きな愛を抱きしめている
愛でるように重ねてゆく
にじむ色はいつか混ざり合って
慣れるように忘れてゆく
絡む糸が解けるのを見てた
空も街も私も変わってゆく
空を仰いで光に手を伸ばして
指先に触れるプリズムは虹になり
今を泳いで"私"を染め上げてく
色褪せたドレスになるまで繕う日々
愛でるように束ねてゆく
摘んだ花はいつか枯れてくのに
撫でるように溶け合ってく
腕の中はどこか懐かしいのね
ドアを開けて心の鍵を預けて
傷あとに深く染み込む魔法みたい
手繰り寄せて大事に結びなおす
ひらり舞う糸を紡いで編み込む日々
手を広げて待っててくれる人の
庭に咲く花が綺麗で
ありますように
窓を開けて大きく息を吸って
唇を伝うメロディーは種になり
いつか芽吹くまだ見ぬその時まで
根を張れる場所を探して旅している
歌を歌うわあなたのそうあなたの心で聴いてね
眠れない夜は隣にいておとぎ話の続きを作ろう
歌を歌うわあなたのその世界のどこかに植えてね
この手で叶えられる夢は
小さい私の大きな夢だから
手と手を繋いだ時の
結びめでまた会えますように
Written by: micoppy