積分

演出藝人
福山潤
福山潤
演出者
詞曲
Yohei Matsui
Yohei Matsui
作詞
増田武史
作曲

歌詞

寂れた古城の跡を
飛びゆく鳥を見てた
思い出は雫になり
薄暗い路地裏の石畳へ滲む
いつしか振り出してきた
小雨が纏わりつき
薄情けのように肩を濡らして
惜別を唄う
何処へ行けというのか
どうせ解らないなら
どうしても消せなかった
想いの残響辿ろうか
遥か遠い憧れを
追い掛けるようなあてなき旅より
翼を羽ばたかせて
自分の生きてる この場所の
風景を知っていたい それだけさ
目覚めて忘れてしまう
悲しい夢のようさ
黄昏の余韻に似た
仄かな切なさが胸の奥に触れる
外套の襟を立てたら
もう少しだけ歩こう
騒めきの代わりに雨の音が
靴音を消した
何処へだって行けるさ
だけど此処にいるのは
この細い路地裏だって
青い空が見えるから
渡り鳥は旅立った
それでもいつかは 戻ってくるだろう
異国の風の便り
届けてくれるのを この場所で
流離わず待っていたい それだけさ
やがて雨は降り止んで
煤けてる壁に囲まれた路地に
差し込む夕日が影を
石畳の上伸ばしていく
遥か遠い憧れを
追い掛けるような 果てなき旅より
命あっての物種
自分の生きてる この場所で
人生を感じたい それだけさ
Written by: Yohei Matsui, 増田武史
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