歌詞
たとえばひとつの夢が かなえても かなえられなくとも
おまえの後ろにいつも 希望の海が光ってる
夢を追いかけ追い越し 自分がわからなくなっても
おまえの足下には 小石がどこかを招いてる
遠い坂の上の公園で きみと出会った
夢のひとときは 風に流れた
たとえば日の当たらない人生で 終わったとしても
おまえに与えられた役を 演じたと思えばいい
悲しいできごとが 待ち受けていたとしても
かげひなた選ばずに 道なりに歩いてゆけばいい
長い坂の上のアパートで きみと暮らした
夢のひとときは 風に流れた
たとえば ひとつの歌が
流行っても 忘れられても
おまえが口ずさむ そのたびによみがえる
嵐の海のように 時代が波立っていても
おまえはいつも静かな 入り江のようなやつだった
白い坂の上の霊園で きみと話した
夢のひとときは 風に流れた
夢のひとときは 風に流れた
Written by: わららべ尚道