歌詞
雨が降るらしいよと
嘘をついても変わらない結果に
涙の災害注意報だって
かき消されてる
信号にも恵まれず
利き足でビート刻むことしか
できない惨めな姿見ても
ゴーサイン躊躇わないで
進むのはずっと影の方
辿り着く前に大体振り払って
映し出した何者にだって
なれてない姿は
見たくはないし
言いたくもないし
聞きたくもないから
いっそのことナシに
してしまえよ
ノーゲームにしてよ
黄昏てんだ
負けて終わりの合図は
決めてたまるかってんだ
立ち込める雲のようで
在り方を自分で模索してみても
誰もが夢見る理想郷だって
揉み消されてる
この世界はいつだって
あなたが思う以上に
優しくなんてないことに心躍らせ
ぬかるんだ足元すくわれた
って気にしなかった
というより気づかないふりをして
延長戦を生き抜くタフネス
演じてみせるけど
見たくはないし
言いたくもないし
聞きたくもないから
いっそのこと全部終わらせてよ
ノーゲームにしてよ
鏡があると
覗き込んでしまうなら
壊して雨を降らせよう
そんなことしたって
自尊心に刺さるだけ
逃げる為のレールはもう
軋んでいるから
そんなことしないで
見たくはないし
言いたくもないし
聞きたくもないから
いっそのことナシに
してしまえよ
ノーゲームにしてよ
黄昏てんだ
負けて終わりの合図は
決めてしまいたい
でもねそれじゃ腑に落ちないの
待ち侘びていた
ありとあらゆる天地の
嘆きは地平線の向こうへ
Written by: 梶野陽輝
