歌詞
道行く人のドラマに隠れてる
名前も過去も指の温度も知らない
液晶の中のあなたを見つめてた
私達どこか似ている
どうしようもない 恋に似た
この想い誰か音楽にしてよ
性懲りもなく焦がれても
ああ今日も届けられない
例えばその声であなた
私の名を呼んだら
一切合切 弾ける思考
その身体をなぞって痕つけてしまえたら
乱れんこと雁字搦め
こんなこと 口に出せない
独りきり どうかしてる身を焦がして
もういいの
きっと今より傷ついても選んだのは
桜花火はらり舞う今日には
夢にまで見たその姿映り
覗いてくる意地悪な視線さえ
どうして泣けてくるの
疑似に近い 恋に似た
綺麗な横顔 息が止まりそう
お願い ベル 鳴らないで
おやすみ あなた眠るまで
例えば一言 声をかけていいのなら
「どうしてそんな風に愛を求めるの?」
理想 不安 価値 外野の声 纏わりついて
あなたこのまま どこに行くのだろう
愛してるって嘘吐いて
いっそ溺れ死にましょう
今夜だけは私のもの
繋がった紅と藍 あなたの指探して
絡まって 揺れて 果てて
目に映る まるで万華鏡
丸描いて花が咲く
消えていく
無我夢中で善がった架空の恋の歌
Written by: Narumi


