歌詞
[Verse 1]
柔らかな渚を 背負う君が
愛しくて 眩しくて
世界で一番好きな景色だった
憶えてる?
最後に行った海が見える店
飲み込めずにいる現実は
全く味がしなくてさ
何回も 誤魔化そうとするけど
空っぽの日々
君に救われていたんだね
難解で 笑える程に単純な
心はもう駄目になりそうだよ
ねえ行かないで 離れないで
嫌わないで なんて情けないね
僕にとって
君の優しさがシェルターだった
独りの切なさに 雨が降りしきる
夏の落とし物
気づく頃には 君はいない
[Verse 2]
思い出す 始発の列車
紫陽花に見守られて
買いたてのカメラを握り笑う
レンズの向こう
永遠越しのふたりは夢をみてる
映らない もどかしさ抱く君が
僕の"ごめんね"をやけに嫌うのは
気づけない 僕に残した愛情で
今更 柔らかな後悔が胸を刺すんだ
[Verse 3]
知ることの無い横顔は
今 何を見つめているの?
僕はね 何度も
戻れぬ日々に幸せと名付けて
思い出を萎れるほど抱き締めてるよ
ねえ行かないで 離れないで
嫌わないで なんて情けないね
何時までも 悔やんでるだけじゃ
胸が苦しくて
もう一度 あの場所に立っている
寄せる波が記憶を撫でて
笑顔の君が 浮かび上がるよ
確かに 想い合ってたんだね
愛し合ってたんだよ
思い出せなくなったとしても
本当なんだよ
他でもない 誰かでもない
君と居たんだよ
君が居たんだよ
夏の落とし物 拾いに来ても
僕はひとり
Written by: Yamato Mori
