歌詞
[Verse 1]
硬い硬い土を割り芽吹いた草木が いつか必ず咲き誇ると
長い長い時をかけ蕾をつける様に憧れてた
どれくらい経ったろう 嫌になるくらい粘ったよ それでも変われず
「暗い暗いきみは暗い」誰かの言葉が今も蝕む
ひとひら花びら掴み損ねるたび 躍起になって飛んでは跳ねた
伸ばした手のひらすり抜ける薄紅 足元に散らばる願い
淡い柔い光が眩しくて目を細めた
脳裏の間に間に未だに映るのは きみのまぼろし
[Verse 2]
赤い赤い花が咲く街路樹を横目に 行く当てもなく彷徨う
立ち止まれば良かったの? 歪さを残して進むよりも
ひとひら花びら散り急ぐ若さに 「待って」なんて時は戻らない
それでもきみだけが忘れられなくて 足元にこぼれた願い
手のひら手のひら重ねた あの日々がよぎるよ
脳裏の間に間に未だに映るのは きみのまぼろし
[Verse 3]
置いてけばいいなんて吐き捨てたのに 居なくなればこんなに寂しくて
きみの頬張りついていた涙を拭い損ねた僕だから
やっぱ だめだよね
ひとひら花びら掴み損ねるたび 躍起になって飛んでは跳ねた
伸ばした手のひらすり抜ける薄紅 足元に散らばる思い出
淡い柔い光の中あの日々がよぎるよ
脳裏の間に間に未だに映るのは きみのまぼろし
[Verse 4]
もしも もしも 叶うなら 今度こそちゃんと大事にするよ
もしも もしも 会えるならなんて微睡む きみのまぼろし
Written by: ふみな, アイラ


