歌詞
風が吹いた その瞬間
君の名前を 呼んだ気がした
笑った声も 泣いた声も
桜といっしょに 舞っていた
ひとりで迎えた 春の朝
去年とは違う 景色だけど
どこかに君が いる気がして
空を見上げて 立ち止まる
駅前の道 制服の影
少し前の 私と君
なんでもない日々 それだけで
幸せだって 思えたのに
今さら遅い そんなこと
わかってるよ でも伝えたい
君の声が舞う季節
耳の奥で ささやいてる
あの日のまま 変わらないで
(どうか)そばにいて
最後に聞いた あの「またね」
風に流され 消えてった
今も胸に 残る響き
言えなかった 「好きでした」
寂しがりな この心が
君の声を 探している
君の声が舞う季節
桜の中 溶けてゆく
届かなくても 構わない
私だけの 宝物
あのベンチに ひとり座って
ポケットの中 触れるメモ
「また笑って」って 願うように
空へそっと 放り投げた
たとえ二度と 会えなくても
この想いは 終わらない
春が来るたび 胸の中で
君の声が 咲いている
君の声が舞う季節
記憶の風が よみがえる
泣きたいのに 笑ってる
そんな自分が きらいじゃない
新しい靴で 歩き出す
少しずつでも 前を向く
君がくれた その言葉が
今も背中を 押してくれる
春の風に 耳をすませば
また君が 呼んでくれる
Written by: Nostalgic Sound AI