歌詞
ふいに響いた 雨粒のリズム
止まった時間が また動きだす
忘れたはずの 声がよみがえる
ひとりきりの帰り道
夕立ちが 心にふれて
やさしさだけ 落としていった
「さよなら」も 言えずにいたね
記憶だけ インストールされて
通いなれた 細い抜け道
君と歩いた 影がゆれる
なんでもないと 笑ってたけど
ほんとはずっと、 気づいてた
夕立ちが ふたりをつないで
ほどける糸 もう戻せない
「ありがとう」も 言えぬままでも
やさしい雨 抱きしめていた
考えすぎて 言葉にできない
わたしの弱さが 遠ざけてたね
だけど君は 笑ってくれた
まぶしすぎる 夏の終わり
閉じかけてた 心のページ
めくるように 雨が歌うよ
あの頃よりも 少しだけでも
素直にいま、 泣けるから
夕立ちが 心にふれて
やさしさだけ 落としていった
「さよなら」も 言えずにいたね
記憶だけ インストールされて
傘もささず 空を見上げて
雫の数 数えていたよ
君のことを 思い出すたび
涙じゃなく 笑えるように
夕立ちが 昨日をぬらし
足もとに 残るあの声
消せないけど 愛しくなる
そんな自分 好きになれた
夕焼け雲 にじんだままで
ふたりのこと 風が運ぶ
過去じゃないと 思えるような
静かな夜が 近づいてる
夕立ちが 心にふれて
やさしさだけ 落としていった
「さよなら」も 言えずにいたね
記憶だけ インストールされて
Written by: Nostalgic Sound AI
