積分
演出藝人
ダイチ大佐
吉他
詞曲
ダイチ大佐
作曲
製作與工程團隊
ダイチ大佐
母帶工程師
歌詞
名も無き男がひとり
彼は眼が見えなかった
夜の街の劇場で
ある娼婦に恋をした
女の声は美しく
彼はすぐ夢中になって
持て余した恋心
伝えられるはずもない
嗚呼 冬景色ひとり帰り道
凍える風に嬲られながら
縋り付いた杖の先に
募る想いを貫いて
許されないとわかっても
せめて泡沫の夢に
貴女の声を抱きしめた
慟哭のカタルシス
貧しい暮らしの男
ある日金を握りしめ
街外れの劇場へ
あの娼婦に会いにきた
女は優しく誘う
彼は手を触れなかった
かわりに唄を歌った
悲しいだけの恋の唄
嗚呼 歌声が響く部屋の中
静かに女は彼に触れ
その唇 引き寄せたら
歌声とともに塞いだ
許されないとわかっても
せめて泡沫の夢に
貴女の胸で眠るけど
慟哭のカタルシス
嗚呼 冬景色ひとり帰り道
凍える風に嬲られながら
縋り付いた杖の先に
募る想いを貫いて
許されないとわかっても
せめて泡沫の夢に
貴女の声を抱きしめた
慟哭のカタルシス
翌朝男はひとり
人知れずに街を出た
悲しいだけのこの街に
二度と帰ることはない
Written by: ダイチ大佐