存在しない季節

見ることのできない景色は

見ようとしていないことに

問題があるよ

存在の証明

アスファルトに浮かぶ白線

疑うことは誰もしなくて

思考回路停止中の電光掲示板が

映せない道のり

譲りたくない日々の裏を

知るのは

(創造神　自分自身　秋と冬の間)

知っているかいこの季節になると

紫の光が街を照らす

(天気予報のお姉さんも注意喚起を怠らない)

その上、なんでもないような

普通だった日々にさようなら

本当に全部を忘れてしまったの

微かな胸の痛み分けあった時間が

流れ続ける君にとって

存在しない季節で

冬を迎えるよ

知っているかいその世界には君に

相応しい俺がいるんだよ

信じて欲しい訳じゃないよ

(嘘ついて)

でも夢の中の話って割り切るのは

Warning

This world is very noisy

Maybe this song is also noisy

I know

話が脱線しすぎたかもね

ここにない冬と春の間の話をするよ

白い景色が生み出す雪代に

混ざり合った悲しみと

憂いの一切を糧にした

花が芽吹くのさ

そして人の願いは形を変えながら

輝く虹となる

かかった虹は春風に攫われていく

そうやって存在しない季節は

移り変わるもので

瞼の裏で思い描くことだけを

すれば見える僕にとっても

存在しない季節で

分かち合っていたいんだ