Voyager

「あ、震えた。」

忘れていたろ？この胸の奥の地平線

ゆら　ゆら　ゆら

真夜中　僕ひとりの部屋

冷たい水を飲み込んで　グラスに映った自分に問うんだ

誰も知らない　思い描く舞台ってこんな場所だっけ？

まだ許せない？まだ変わらずいたい、って泣いていた僕に

カーテンの向こう　射し込む　月明かり

頭の上から覗いた世界は　描いた夢から数えた未来は

確かに動いている　小さくも、まっすぐ

「始まり」を告げた　こころが　僕に

はだしのまんま 僕は夢中に 憧れのイメージ包んで

子供のように走った

「ただいま。」

忘れていたよ　ずっとここにいたんだ

地平線　ほら、夜明けの時間だ

誰もが痛みや傷を抱えながら

溢れる人波の中　紛れ込む

それでも光っている　この影が知っている

怖くないよ　例え、完璧じゃなくても

ここから行こう　踏み出せばもう　どこにいても　届く声

頭の上から覗いた世界は　繋がる夢から降り注ぐ未来だ

そして今　僕はいる　この足でまっすぐ

生きてゆこう　燃える宇宙の中で　ほら

また歌うよ　昇る太陽　確かな鼓動　ここにいて

さぁ、ここから以降　夢限大のストーリーボードの上！