Tadaima, Okaeri

窮屈な電車の中 押し出される様に駅を抜ければ

足早に消えて行く人並み 今日が終わりを告げる

くたびれたシャツの袖を そっと気にしながら

僕を待つ暖かな家へと さぁ帰ろう

ただいまって言える事 とても幸せだって事

キラキラと明りが灯った窓に 足取りは軽くなる

おかえりって聞こえる声 何よりも大切だって事

待っている人がいる それだけで人は強くなれる

息苦しい社会の中 毎日頭を下げ続けては

見えない暗闇を歩く日々 不意に心細くなる

増えて行くしわの数を それは幸せの数と

ほほ笑んだ君の顔を ふと思い出し笑った

明日が不安でも 君がいる ただそれだけで

眩しいほど輝いて見える 希望がそこにはあるから

幾度も年を重ねても 変わらない変わる事の無い

安らげる場所がある それだけで人は強くなれる

ただいまって言える事 とても幸せだって事

キラキラと明りが灯った窓に 足取りは軽くなる

おかえりって聞こえる声 何よりも大切だって事

待っている人がいる それだけで僕は強くなれる