Créditos

PERFORMING ARTISTS
シグナルシグナレス
Performer
COMPOSITION & LYRICS
Takakura Midori
Takakura Midori
Composer

Letras

手放しで話せることを
誰よりも望んでいた
あのこは人影を怖れては
届かぬ手紙を書き溜めた
信じることの尊さ 忘れた雲の響き
なぞるクレヨンの先はもう
かけらに砕けて
絡めた指とちぎれた糸の
痛みはもう忘れてしまったかな
頭を撫ぜるその白い手は
いつものように通り過ぎてゆく
降るようにピリオドが舞う
終わりの季節は過ぎて
あのこの隠れるような木陰は
朝日に照らされて消え去った
花びらの軌跡を追う
小指の先にひらり
落ちた淡い紅 口づけて
小箱を開いた
絡めた指とちぎれた糸の
痛みはもう忘れてしまうのかな
頭を撫ぜたその白い手に
問いかけるように空を抱く
古い郵便受け
ことり 落としたのは
宛名の無いけれど大切な封筒
絡める指と結ぶ糸との
新たな痛みをどうか怖れないで
通り過ぎてゆくその白い手を
握り返せる日がきっと来る
握り返せる日がきっと来る
Written by: 高倉みどり
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