Paroles
あぁ 古いタイプライターの音が響いた
雑に脱いだカーディガンに染み付く煙草の
ニコチンも銘柄も分からないふりをして
寒くなる部屋の中、ラジオの音
知らない、知らない、知らない、知らない
知らない、知らない、知らないの
彼女の方法論を聴いた
「後悔なんて意味のないことで、単細胞が生き残っていく
そんなもんさ」と笑っていたんだ いたんだ
あぁ 黒いサイドワインダーの模型を手にして
血みたいなワインを飲み続けている
「くだらない」つぶやいて、同じことを繰り返す
朝も無い、昼も無い、夜も無いし
いらない、いらない、いらない、いらない
いらない、いらない、いらないの
彼女の人生観を聴いた
「懺悔なんて意味のないことって何万回と偉人達が言ってた
そんなもんさ」と笑っていたんだ
言っていたんだ
言っていたんだ
Written by: Souhei Mishima, cinema staff
