人知れぬ物語

嘘みたいな町だな みんな知らん顔して

過ぎて行くよ お前がこんなに悲しんでるのに

世界中の誰もが ひとりぼっちだってさ

そんな風に思えば 寂しくないのかもな

風に吹かれて 夢なんか見て あぁ 歩いて行こう

男は 情けないくらいに 明日を信じて その心で

バカな奴だってさ なぁ　なぁ　なぁ

わかってるけど

いつまでも俺たち 語り合ってたいよな

どうしても時間は 止められないってわかってるけど

もしもなんて言葉は ここにゃないのかもな

大都会の小さな 人知れぬ物語さ

あの日ふたりで唄った歌を あぁ 覚えてるかい

お前と 泣いてばかりの小さな肩に 背負い込んでたもの

涙が出るよな なぁ　なぁ　なぁ

俺もそうだよ

妙な相棒ができたよな 男同士ってやつはさ

言葉なんかいらないんだ

肩を組みゃそれで何にだって向かっていける

風に吹かれて 夢なんか見て あぁ 歩いて行こう

男は 情けないくらいに 明日を信じて その心で

バカな奴だってさ なぁ　なぁ　なぁ

わかってるけど