アップルパイとコーヒー

小腹も満たされたし ダラダラの続きをしよう

ふわりゆらりと部屋に 優しく吹き込んだ恋の風

聞こえる鼓動の音 まるで子守唄のよう

「飽きた途端に君も私を捨てたりなんかして」

ってなんてね

「ねぇ、そんなこと言わないで」って 不安そうに覗き込んで

不意にぎゅっと強くなった君の両腕

シナモンとコーヒーの香りが混ざり合って

とけていく

光の中で 煌くメロディー

光の中で 2人で囁くメッセージに

うっとりしてしまうよ 甘い苦いひととき

本当バカだったな あの頃の私

本当バカだったな 傷だらけの恋ばっかりで

何もかも見えなかった 今じゃ笑い話ね

「ねぇ、1人で行かないで」って 悪戯に微笑んで

もっと遠く連れてって 果てるまで

「もういいかい」 「もういいよ」

何度でも確かめあって 愛を知る

あの頃の私 傷だらけの恋ばっかりで

何もかも見えなかった 今じゃ笑い話ね

光の中で 煌くメロディー

光の中で 2人で囁くメッセージに

うっとりしてしまうよ 甘い苦いひととき

本当バカだったな 聞こえるか私

大丈夫だから とても幸せだよ私

何もかも見えなかった あの頃に手を振る