あの鳥

まだ見ぬ空に思いを馳せる鳥

そのまだ小さな翼で夢や希望を抱いている

時には雨粒身を叩き心を濡らすだろう

いつかは必ず雨は止み青空が見えるよ

翼広げて空を舞うあの鳥たちのように

自由で束縛のない解き放たれた命が燃える

空高く飛び立とう

小さい鳥たちの歌声聞こえてくる

大地を飛び立つ姿はどこか不安気だったけど

見慣れた街はどこか遠く記憶の陰りに身を賭し

セピアに彩る思い出に花束を贈ろう

あの日探した影はなく誰かに言い忘れたこと

なぜかな今あの日に戻れたならと頭よぎった春の陽気

翼広げて空を舞うあの鳥たちはこれから

じゃまたねそれじゃ明日また会えたねこれからもずっと

そうずっと続いていく