スキールノイズ

つぼみ芽吹く　肌寒い朝に

広いコート　あなたとふたり

床打つボール　跳ねるリズムに乗る

きらきら　見透かすよな眼差し

なびく　肩に届きそうな髪が

走る速度に追いついて

ふと合う視線　響く秒針音

きらきら　おはようが照れくさいや

縮めたら全部　なかったことになりそうで

シンプルには解けない感情論

意地張りたくないのに正反対

少し赤くなった頬が

心熱くさせる

届け

いつだって　かっこよすぎるあなたが

紡ぐ言葉は　また僕を強くする

星宿る目で　見つめて描いてく未来は

どれほどに美しい景色だろう

初めて見た　あの日から

夢うつつ　ただ見惚れていた　ハル

あかね雲が流れ　信号が変わる

影ふみ歩く　あなたとふたり

あたたかい時間　誰も知らないドラマ

ゆらゆら　話したいことがあるんだ

離れたらきっと　弱さが顔を出しそうだ

言葉にするよりも純粋な

不規則な鼓動

伝えたいな

伝わるかな

そうじゃないだろ

伝えるんだ

届け

いつだって　眩しすぎるあなたが

振りまく光は　また僕を不安にする

星宿る目で　映し出す明日もその先も

当たり前に　隣にいて笑っていてよ

初めて見た　あの日から

知っていく　ただ焦がれている

遠く遠く　滲む

後ろ姿は

挑んでいく　強く

思いまとわせて

涙まで隠して

届け

いつだって　かっこよすぎるあなたが

紡ぐ言葉は　また僕を強くする

星宿る目で　見つめて描いてく未来は

どれほどに美しい景色だろう

初めて見た　あの日から

夢うつつ　ただ見惚れていた

心奪った　花嵐

ずるいな　また焦がれていく　ハル