Lirik
夢を見た 青く滲む陽炎の中
手を伸ばした僕はまだ
何物でもなかった
理想だけ 連ねては投げ捨てた
暗闇に溺れることが 怖くて
交錯する 人混みで擦り減った
自分を見つめることから
逃げ出したくってさ
誰がこの思いを 知るだろう?
恐れることは諦めることじゃない
から 歩みを止めないで
終わらない物語を 描いてゆくんだ
その衝動から生まれる 声が
今君に 届くように叫ぶから
止まない鼓動を 抱きしめたことが
在るべき形へ 僕を
連れ出して行くから
一瞬で過ぎる日々に
揺られながら 目を閉じた
悩むことは道標だから 行ける
昨日にさよならを
聞こえない 届かない
灰の街としても
声を枯らして紡いだ言葉
今君に 届くように歌うから
歩き出そう 心が指したその場所へ
終わらない物語を 描いてゆくんだ
誰も知らない その先で
掴むんだ 君と描く未来を
足掻いて 藻掻いた 日々の足跡が
誰でもない僕の存在の 証明になる
Written by: Yushi