Kokoroba

帰りたい 今すぐにでも 二人で歩いたふるさと

秋祭りの笛の音が聞こえてくるこの夜

月を仰いで人は皆 歌って踊る

紐解かれてく 心葉（こころば）の枝

懐かしい景色に変わる

月の光浴びた稲穂 金色に輝く大地

祖母に手を引かれ歩いた 星の畦道

帰りたい今すぐにでも 二人で歩いたふるさと

せめて今夜だけでもいい ただその手に触れてたい

子供の様に大切に育てたトマトを 一緒に食べた夏の思い出

忘れられないあなたの味

月の光浴びた稲穂 金色に輝く大地

風にそよぐ古代模様描いてくように

帰りたい今すぐにでも 二人で歩いたふるさと

秋祭りの笛の音が聞こえてくるこの夜

ちっちゃくてごつごつな手は いつだって私の味方

涙ぬぐってくれた手は土の香りがした

忘られぬあなたの心

大地への感謝の心教えてくれた

あなたの手まだこのまま触れてたい