Dari

PERFORMING ARTISTS
Taisei Akiba
Taisei Akiba
Performer
COMPOSITION & LYRICS
Taisei Akiba
Taisei Akiba
Composer

Lirik

愛を口にしたばかりに去ってゆく男たち
空を気にかけたばかりに止まぬ雨の街
静かすぎる日々だった無惨に捨てられたい
そう願った日から 無限の側にいた
時計の針壊した右手が
代わりに時間を刻んでいたよ
一日の中で少女の私と
大人の私が何度も入れ替わるの
やりかけのパズルみたいに
読みかけの本が溜まった瀟酒なこの部屋で
いつも灯りは一つ磨きたてのソファー
口付けの味沁みた黒髪
結えば香り立つ母の温もり
オンザロックのグラスが奏でるメロディーは
慰めのボサノバか 小粋なジャズか
分かっているんだけどまた同じ罠に堕ちる
手放したモノ全てが夢で私を誘い
手に入れたモノ全てが私をつまらなくした
私の居場所を探すのはもうやめてほしい
居場所を見つけたところでこの家のドアは
開かないの
世情はいつも静かに私を通り越し
忙しい街並みに浮いた絹のドレス
女を演じることに疲れて
記憶の恋たちに花を手向けた
好きなレコードかけても眠れぬ夜だから
微睡の中で紡いだ恋文
静かになるほどに騒がしく響く鼓動
愛を口にしたばかりに去ってゆく男たち
空を気にかけたばかりに濁り水の雨模様
涙こらえてたばかりに味気ない笑い声
風に寄り添ったばかりに夕暮れの街
夕闇の街
優しく可憐な少女
あの子に翼を授けたい
自由に飛べるように
今だけ見つめ
愛を口にしたばかりに見失う恋ねぐら
空を気にかけたばかりに夜明けを諦めたMoon Light
優しさ怖がったばかりに鍵を無くした扉
望みは何かと聞かれたら穏やかな風になりたい
私の行方を探しても きっと見つからない
だって私も今どこにいるのかなんて
分からないの
Written by: 秋葉大聖
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