Prism

たとえば、心はここにあるのに

言葉を失う日が来るとしたら

take you

あの日の朝焼けを一緒に見たい

初めての恋や くだらない喧嘩

鈴みたいな声で捲し立てていた

baby

愛された記憶できっとここまで来られたのよ

オレンジ色の夢を流した

「あんたはいつまでも可愛い私の娘よ」

揺るがない

余り在る程の愛が

別の誰かの未来で咲きますように

永遠や優しい嘘を信じなくなった頃に

背が止まった

行き交う人々 泣き叫ぶ赤子

くたびれたシャツと 泥まみれの靴

maybe

変わらぬ営みにきっと僕らは救われてる

時間がないと今を嘆いて

実らない愛ばかり追いかけて

見失いそうになる

10カラットの希望

余り在る程の愛が

大切な君の未来に咲きますように

たまらない、かなしみの途中にも

そっと揺れているプリズム

泪の星座を三つ数えたら

季節と共に君は去っていく

いつの日かこの気持ちを

別の窓から見てみよう

余り在る程の愛が

この声が絶えてもいつか咲きますように

果てしない、かなしみを終えた後

僕らはどこに帰るんだろう？

いつになったら、帰れるんだろう？