Testi
[Verse 1]
巡り巡るこの季節、暖かくなってくる頃に
花を咲かせては色彩、虹を夢見ては来来
[Verse 2]
南から北にかけて回る、回る世界を覆う
この小さな花弁に託されたその大きな夢物語
[Verse 3]
春の匂いに惹かれ、フラフラと外に歩みだす
人混みをかき分けてはただ板すら空見上げて
[Verse 4]
いつか、いつか咲かせることはできるのか
僕にはまだ水が足りならしいようで
[Verse 5]
桜前線は異常なし、この枯れた体は花のように舞い上がれ
遠く、遠くに見える雲を眺めては目を閉じる
[Verse 6]
やがて時が過ぎ去り、足跡だけが増えてゆく
壊れた世界に詰め込んだ、みてくれだけは凛々
[Verse 7]
染み出す花の色、無くさないように飲み込んで
手探り前へ進む、何が正しいのかわかりゃしない
[Verse 8]
この大きな星で小さな芽つけるには
僕にはまだ時間が足りないようでして
[Verse 9]
桜前線に異常なし、この飢えた体に日を浴びせ立ち上がれ
広い、広い空に雲ひとつもない Ah 走り出せ、さぁ
[Verse 10]
彩り出す桜並木、その1つ1つが綺麗で
桜前線異常なし、咲いた、咲いた、あーらららららん
[Verse 11]
まだ花は少ないけど少しずつでいい
枝を伸ばして蕾を増やし大地に根を食い込ませ
[Verse 12]
高く、高く、咲き誇れ
