Crediti
PERFORMING ARTISTS
hagakureomiya
Performer
COMPOSITION & LYRICS
hagakureomiya
Songwriter
Testi
無機質なトレーの上に並んだ
何の肉かさえも定かではない塊
その隣に申し訳程度に添えてある
おそらく野菜を模したのであろうふた粒の緑
そんなまるで絵の具みたいなメシを目の前に
「たまには本物が喰いてえ」ぼやくディストピア
そんな日々がマンガ、アニメ、空想だけの産物だと
俺達はいつまでも笑っていられるだろうか
ロマンなんてのは幸せな日常の副作用
無くてはならない、がしかし真っ先に削られていくだろう
芸術、音楽、映画、舞台、小説
無くなっても「最悪」困らないのは事実
だが人間はただ生命活動を維持し
子孫を残すためだけに生まれたのでは無い
遥か昔炎を学んだあの日から
表現はいつでも共に在ったはずだろ
20××年
「生きるための戦い」って言葉が遂にそのままの意味になる時
「今日より明日」と種モミの爺さん
あの崇高な精神を俺は持てているだろうか
年齢認証のボタンひとつに激昂する高齢者や
電波に乗せて暴論を振りかざす差別主義者
あの人達の怒りは風に乗ってこれから
一体何処へ向かうのだろうか
形あるもの皆いつか死ぬ
それまでに何を残せるかのゲーム
だから息を整え ぬかるみには飲まれず
貴方だけが信じる美しさを枯らすな
形あるもの皆いつか死ぬ
それまでに何を残せるかのゲーム
だから息を整え ぬかるみには飲まれず
貴方だけが信じる美しさを枯らすな
元を辿れば俺の音楽は湿っぽくて埃まみれの六畳間で
どうしようもない自分との幾度とない対話から生まれて来たんだ
埃よりも誇りを dustよりもpride
ずっと積み重ねてきた日々の想いを
解き放つなら今しか無いだろ
だって俺達は死ぬまでアーティスト
現に俺は数時間前、息も絶え絶えだったが
この歌詞を書き始めた瞬間に楽になった
その度に確信に変わっていくんだ
表現が俺を生かしているんだと
所詮、音楽で喰えてない奴の
ただの戯言に過ぎぬかもしれないが
その戯言が何か紡ぐ誰かの
胸に花を咲かせる 糧となればいい
形あるもの皆いつか死ぬ
それまでに何を残せるかのゲーム
だから息を整え ぬかるみには飲まれず
貴方だけが信じる美しさを枯らすな
形あるもの皆いつか死ぬ
それまでに何を残せるかのゲーム
だから息を整え ぬかるみには飲まれず
貴方だけが信じる美しさを枯らすな
形あるもの皆いつか死ぬ
それまでに何を残せるかのゲーム
だから息を整え ぬかるみには飲まれず
貴方だけが信じる美しさを枯らすな
形あるもの皆いつか死ぬ
それまでに何を残せるかのゲーム
だから息を整え ぬかるみには飲まれず
貴方だけが信じる美しさを枯らすな
Written by: 葉隠お宮

