Crediti
PERFORMING ARTISTS
Souta Natsume
Performer
COMPOSITION & LYRICS
Souta Natsume
Composer
Testi
何年振りだろうか この道を歩いて帰るのは
あの頃は全てがゆっくりでした
昔とは そう まるで違う景色だよ
おかしな話さ 場所は同じなのに
思い返せば沢山の出来事が頭をよぎりますが
きっとそれはもう戻れないことなのです
沢山の人を傷付け 恨み 愛しましたが
きっとそれはもう戻れないことなのです
いつからだろう
こんなに醜い感情に
身を任せるようになったのは
いつからだろう
人を疑うことから
はじめるようになったのは
僕は今何年振りかにこの道に立ち
真っ赤な急行電車を眺めます
何年振りだろうか この道を歩いて帰るのは
あの頃は何もかもが輝いて見えました
あの頃とは何もかもが
そう 何もかもが違うけれど
あの水色の星はまだそこにあるのです
思い返せば少しのことで
すぐに癇癪を起こしていた僕ですが
今はもう怒ることもめっきり減りました
それを人は大人になることだと言うのならば
僕はいつの間にか大人になっていたんでしょう
夕焼けが少しずつ僕の足元を染めていきます
一歩進むごとに影も長くなります
日が暮れる前に僕は名鉄電車に乗り込んで
この真っ赤な町をまた後にするつもりです
いつからだろう
真っ赤に染まる町を
虚しい目で見るようになったのは
いつからだろう
幸せなはずなのに
自分を不幸だと思うようになったのは
いつからだろう
こんなに醜い感情に
身を任せるようになったのは
いつからだろう
人を疑うことから
はじめるようになったのは
僕は今何年振りかにこの道に立ち
真っ赤な急行電車を眺めます
僕は今溢れぬように噛み締めて
真っ赤な急行電車に揺られます
Written by: 夏目創太

