Testi
[Verse 1]
二人きり 椅子取りゲーム
喜劇のように 開催を
彼女は言う 彼女に言う
「私には要らないわ」
[Verse 2]
猫の目に 黒い服
流れるは 滑稽な歌
まだ二人きり 椅子取りゲーム
そして どちらにも どちらにも
[Verse 3]
与えられたのは 羊皮紙の
契約書
[Verse 4]
アナタの声が 私の 声 と
ひとつになることを 嫌がった
隠してみても 隠せないんだ
君と私は同じだから
さあ このゲームを終えようか
それは 二人の歌
[Verse 5]
窓の外 廃線を
辿り行く ガゼルの群れ
蔦が巻く 階段に
うずくまる お下げの子
[Verse 6]
彼女は言う 彼女に言う
「アナタとは居られないわ」
カラカラと 笑い出す
猫の目が 笛を吹く
[Verse 7]
本当は寂しいの 彼女は言う
[Verse 8]
この花束を 君に捧げよう
たおやかなまでに 赤い花
悲しげな顔 耳を塞いだ
触れると壊れてしまいそうで
ねぇ 君の声が聞きたいな
それは 二人の歌
[Verse 9]
世界で 一人だけ
美しい 君に言う
私を愛してよ
こんなにも こんなにも
[Verse 10]
私の声で あと少しだけ
君にこの歌を 歌おうか
何でもないわ 気にしないでね
私のことは もう
忘れてね
[Verse 11]
またいつの日か 会える時まで
その時はもっと 遊ぼうね
鳴り止んでいた この歌の中
椅子に座る君に幸せを
[Verse 12]
世界で 一人だけ
美しい 君に言う
私を 愛してよ
こんなにも こんなにも
[Verse 13]
世界は 一つだけ
君が言う 「一つだけ」
「あなたとはいられない」
「さようなら」
「さようなら」
Written by: ハチ