クレジット
PERFORMING ARTISTS
DenkiQujira
Performer
COMPOSITION & LYRICS
DenkiQujira
Composer
歌詞
[Verse 1]
せかい凍った
未曽有の寒さのその下で
道路も空も青く白く凍った
あまり静かで
思わず息を吸い込んだひとは
冷えた夜が肺に 砕けて散った
[Verse 2]
ふたりはそんな
外の景色を見て怖くなって
白くて浅い、呼吸をするのだ
ひぽ、ひぽ、せー、ぜ
コンポタ作る
窓の隙間を寒が抜けて
思い出も夢も
そのうちすっかり凍るのに
[Verse 3]
ぐるぐる夜に、二人の口ずさむ
歌も掴まれ消えたので
[Chorus]
今日も二人は
こたつでみかんを食べながら
次の季節が
来ないと知って泣いているんだよ
冷気の蔓延で
細胞単位の終わりを迎えて
星が落ちる現象だよ
クーネル・エンゲイザー
[Verse 4]
ご飯を食べる
かなしいけれどもおいしいよ
それから眠るの繰り返し
外を見ながら
やっぱり世界が眠らなかったら
すきって言ってあげてもいいよ
[Chorus]
今日も二人は
こたつでみかんを食べながら
過ぎた季節の
思い出ばっかり懐かしむんだよ
絶対的な 生物学的な終わりを前に
かたくなに手を繋ぐ
クーネル・エンゲイザー
[Verse 5]
そんなくらしが
ある時急にかなしくなり
二階の窓を開けたが最後
ぼくは冷たい
空気をまともに吸い込んで
右の手と肺と
心が凍ってしまったの
[Verse 6]
夜は箱庭 歌の分子さえも
3メートルで凍りつく
[Chorus]
今日も二人は (ねえね、さむいよ)
こたつでみかんを食べながら (だけどあなたには言えないよ)
次の季節は (ぼくの右手は)
何をしようか、夢に見るんだよ (青く凍って ひびも入ってしまった)
そうして食べて 寝て窓の外を君と見ながら
(冷たいこころは冷たい脈を打ち)
しもやけの手をこする
クーネル・エンゲイザー
[Verse 7]
ごめんね、ぼくは
ちがうよ、きっと
ふたりは一緒に
[Verse 8]
もう眠るべき
クーネル・エンゲイザー
[Verse 9]
…電気止まっちゃった
Written by: 電ǂ鯨