クレジット
PERFORMING ARTISTS
pool and muzzle
Performer
COMPOSITION & LYRICS
Jin Kimura
Songwriter
歌詞
泡のはじけた音がして教室。目が覚めた俺。
窓の外から覗いている、もう一人の自分が疎ましい…
「炭酸の抜けた青春を飲み干すくらいなら、
いっそ私はカラになるんだ。」って、
君は溢していた。
俺は瓶を蹴った。
透明な5月の空に鳴った音。
君は聞こえた?
乾いた街角、濡らすあの歌の甘い匂い、覚えている。
ビー玉が転がる!
変わってく街並み、変わらない面影。
また、俺は昨日のこと思い返して…
思い出の中、君は笑う。
夏の日、メジャーセブンの空に鳴らせ、ジャズマスター。
木漏れ日の中、寂しげに踊る彼女を見た。
弾けて消えた炭酸はもう戻りはしないから…
君の好きな本を読んでみたりした。
俺にはまだわからなかったけど。
そっと空にさよならのサイン。
忘れたくはない…
乾いた街角、濡らすあの歌の甘い匂い、覚えている。
ビー玉が転がる!
変わってく街並み、変わらない面影。
また、俺は昨日のこと思い返していた。
最後の日が来て、君はあの街へ。
気の抜けたサイダーの青空の下で、
「またね」とつぶやく君の目の奥には、
誰が居たかなんて、知る由もない。
教えてくれ、君の心。
あの時のように、俺はずっと待ちこがれている。そのテレキャスター。
Written by: Jin Kimura