yukue

何も言わなくたってなんとなくね わかってしまうような気がした この直感につける赤ペンが あったらいいのに

透明なのに生まれて 形もないくせに壊れてって 今日も街に流れる誰かの想いを ふらりただ聴いているだけ ほんのちょっとの夢見るだけ

先生ほめて他の誰かと 刃も見せ合わずに生きてる 神様えらい?誰かを好きにも嫌いにも ならないから

何を言ったとしてもなんとなくで 終わってしまうのなら言わない 私の中に飾った方が 綺麗なままでいい

掬われなくてもいいよ 拾われなくたってまだ歩ける 今日も目には見えない誰かの想いに 触れないように守った 本当くだらない嘘つきだな

いつかかかった呪いを解いて その胸に飛び込めたら ふたりにだけはハートの色が 見えるとしたら

透明なのに溢れて 形もないくせに壊れないで 今日も街に流れる誰かの想いを ふらりただ聴いているだけ ほんのちょっとの夢見たくて

雨上がりの夜更けにぽつり

まだ冷たい頬をぴたり

このハートの行方はどこに?

何も言えないさびしがり