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警報のあった日 - ナクモ&めろう / gigantic gale
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特集

クレジット

COMPOSITION & LYRICS
2gouki welec
2gouki welec
Songwriter

歌詞

港沿いは曇天で波風が立っている
腐食の進んだ鋼材と機械油のにおい
「嵐がくるよ」って誰かが言っていた
海風は轟轟と互いに唸って交差している
だれもが永遠に仲良しじゃないから
ひどい口論の残響が耳元でわんわん啼いている
心臓の裏を悪い汗が伝って
肩腕を抱き寄せても破裂に耐えられない
街を巨大な腕が掠めて風が壁ごと窓を叩いた
黒い影、海を持ち上げて
歩行可能な怪物が防潮堤を跨いでしまいそう
いつだって言葉は余るか足らないか
でたらめなままで届いてしまう
過ちの数だけ爪が立ち見えない傷がまた膿んでいる
強い言葉では掬えない複雑な根を張る痛みごと
穿ってしまって、ぜんぶ攫ってしまえよ
街を巨大な腕が掠めて
風の咆哮みたく頭がくるいそうだ!
やり直せないのはきっと当たり前だよ
すべてはもどらない、だから赦されない
ぬぐえない孤独はいつでも夜のむこうから
足取りや言葉を辿って背後に立つから
欺瞞や、誤答や、見限りのすべてが
肩透かしであればよかった
Written by: 2gouki welec
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