Diamond Dust

永遠はないんだって かしこまって

繰り返すけど

当然さ僕だってそんなことくらい

わかってるよ

潰されるなら潰したいんだ

身勝手だけど

綺麗事纏って逝かせてよね

結末くらい

眠ることが下手くそな僕は

星になれずに

向こう側に意味を

探した

一生分の星空が小さなこの町を覆う頃

僕の心はちょっと剥がれて

夜の真ん中で舞うんだろう

目を閉じたら赦しておくれ

永い永い眠りに就くよ やっと僕も

どうやって歩いたって 細胞はいつか

消えてしまうよ

記憶が伴って逝けるほどに

賢くはない

いつもの癖で強がりな君が

雨に紛れて

泣かないように空を

選んで

一生分の青空が小さなこの町を覆う頃

僕の体はやっと砕けて

夜の幕切れに舞うんだろう

輝いたら笑っておくれ

星よりキレイに瞬くダイヤになる

一生分の青空は一生この町に来ないいよと

曇り始めた空を見上げて

君は得意げに言うんだ

一生分の雨ぞらを小さなこの町に集めるの

雨に紛れてずっと泣くから

ずっとずっとずっと泣くから

泣き疲れたら笑ってみせて

涙が昇ってぶつかってダイヤになる