クレジット

PERFORMING ARTISTS
Crab KANI Club
Crab KANI Club
Performer
COMPOSITION & LYRICS
Kumohana
Kumohana
Songwriter

歌詞

[Chorus]
ねえ、ジュライ
もうすぐ夏が生まれる
繭を脱いで
燃え上がる入道雲は高くて遠い
大きくて怖い
[Verse 1]
合わない水で
悪い夢にうなされる脳を冷ました
グラスの底に
溜まった貯水池をぐるっとまわる道
[Verse 2]
あのバスでしか
行けない場所で見ていた花火とか
二回り小さい画面に残ってる
[Chorus]
聞いて、ジュライ
もうすぐ夏が飛び立つ
羽根を伸ばして
一番星のふりした街灯の
光を浴びて煌めいてる
[Chorus]
あのね、ジュライ
あれから後書きのように日々を綴って
忘れないでいるから
きっと、ずっと
薄荷色の空の先で待っててよ
[Verse 3]
四角いバニラ
高い熱にうかされる脳を冷ました
くわえたままの
後味で思い出す雨の帰り道
[Verse 4]
あの坂の上
青い紫陽花に隠れたベンチとか
一回り小さい画面に残ってる
[Chorus]
どうか、ジュライ
期限の切れたよすがに止めを刺して
末枯れた国道沿いで鳴いた
声だけがまだ残って響いてるの
[Verse 5]
あのバスでしか
行けない場所で見ていた花火とか
思わず顔を伏せた歩道とか
他愛のない喜怒哀楽の送受信とか
[Bridge]
コンクリートの鯨の横
下ってたどり着く海岸
見上げれば大粒の夜が
予報通り、頬をつたって落ちてくる
靴底に溜まるそれに溺れて
このまま帰れなければいいのに
いつも此処で醒めて、
現実
[Chorus]
ねえ、ジュライ
もうすぐ夏が落ちてく
世界が暮れる
末枯れた国道沿いで泣いた
僕ら、もう行かなきゃいけないね
[Chorus]
けどね、ジュライ
あの日の夏は消えない
それだけでもう
生きて、死ねるんだ
きっと、ずっと
薄荷色の空の先を想ってるよ
[Outro]
抜け殻のジュライ
もうすぐ夏が還ってく
またね
Written by: Kumohana
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