Memory Lane

言葉にならなかった思いが

溢れた時

微笑んだ君の表情を

涙がなぞった

君と歩いた道を

歩くとあの日を思い出すんだ

手持ち無沙汰に気付かぬように

無意識に鼻をこすった

恋とか愛とか知らなかった

僕の目の前に

君が現れたその時

何かが始まる音がした

暖かな　記憶を辿ると

どんな時も

暖かく　微笑む　君が

こんな僕の　そばにいた

夏空散りゆく火花も

冬を染めてゆく銀世界も

季節を纏った君以上に

ハイライトにはなり得ない

部屋の隅に落ちていた

アルバムめくるように

僕らが過ごした日々も

懐かしい思い出にできるかな

まっさらな　まだ見ぬ明日も君が

色付けて

初めて僕が愛を　知るときは

君が　そばにいて

肩並べて歩くだけの時間

一人の時より鮮やかになる

視覚　見慣れた街並みすら

180度見え方が違う

つい口をついてでる

君がいつも口ずさむ曲のメロディライン

二人乗せ　走り出す　デロリアン

Every time 僕ら繋ぐMemory lane

暖かな　記憶を辿ると

どんな時も　いつでも

暖かく　微笑む　君が

こんな僕の　そばにいた