応援者の詩

なにくそ なにくそって

唾を吐き捨てた

まだ昨日の残り香がする

路地裏の道

何者かになりたくって

でもどこにも行けなくて

ぐるぐる廻りまわって

ここに立っている

ガンバレ ガンバレ ガンバレって言ってやれ

あの日のオマエに言ってやれ

ガンバレ ガンバレ ガンバレって言ってやれ

あの日のオマエが好きだ

明日に負けそうで

運にも見放されて

立ち上がることができず

一人暗い部屋にいた

そんな時は決まってオマエ

ドアをノックしてくれた

「元気出せよ」って

コンビニとビール

ガンバレ ガンバレ ガンバレって言ってやる

今度はオマエに言わせてくれ

ガンバレ ガンバレ ガンバレって言ってやる

今もオマエが好きだ

あの日スマホから流れてきた

真っ直ぐなあなたの言葉

今も胸をぎゅっと掴んで

離さないんです

背中を追いかけたくって

少しでも近づきたくて

僕を変えてくれたあなたへ

言わせてください

ガンバレ ガンバレ ガンバレって言っている

何度もあなたは言っている

ガンバレ ガンバレ ガンバレって言っている

今もあなたが好きだ

見上げた空の青さに打ちのめされて

何度も転んだけどそのたびに強くなれた

今でも震えている

明日に迷う時もある

でもどんな時も振り返ると

オマエそばにいてくれた

「私が守ります」って言ってくれたから

もうその日は嬉しくって

涙止まらなかったんです

挑戦し失敗し

憧れたり裏切られたり

でも独りぼっちじゃなった

いつも誰かがいてくれた

だから信じてほしい

もう泣かないでほしい

何度でも僕が言ってやる

届いてくれ

ガンバレ ガンバレ ガンバレって言ってやる

今度はオマエに言わせてくれ

ガンバレ ガンバレ ガンバレって言ってやる

今もオマエが好きだ

ガンバレ ガンバレ ガンバレって言ってやる

何度もあなたに言わせてくれ

ガンバレ ガンバレ ガンバレって言ってやる

今もあなたが好きだ