Prowl

月は照らす 未来の夜風に乗って

声は消える 過去の憂鬱な波に

ありふれた雑踏に 心はさらわれて消える

色づく街に 夢を忘れていく

こぼれかけた 言葉だけ 微かに滲んでは崩れ

錆びた季節に 優しさだけを求め

黒く歪んだ思いが この手から溢れても

途切れない心は そう 消えやしない

月よ照らせ 今宵、希望とともに

声を荒げ 悲しみを越えて行け

ただ繰り返す日常に 心は縛られて凍る

色づく街に 夢を忘れていく

作りかけた理想が 淡く弾け飛んでも

途切れない心は そう 消えやしない

月よ照らせ 今宵希望とともに

声を荒げ 悲しみを越えて行け

月は照らす 未来の夜風に乗って

声は消える 過去の憂鬱な波に

月は消える 未来の夜風に乗って

声は届く 過去の憂鬱な波に