クレジット
歌詞
[Verse 1]
黒い山羊が呟いた
「白線よりお下がりよ
鈍色電車通り去って」
[Verse 2]
隣りで猫が問い掛けた
「アナタは何処に向かうんだい
ここらも直に死んじまって」
[Verse 3]
赤の手首携えて
私一人 ふわり根無し草
錆びた水を飲み込んで
次の駅
[Chorus]
またどうか どうか愛を
帰りの電車は何処にも無いわ
教えてダアリン ダアリン ねえダアリン
声が聞こえたような気がした
[Verse 4]
枯れた花は呟いた
「感情がない、感情がない、
心は憂い夕を吐いて」
[Verse 5]
蝉の泣いて堕ちる頃
電線が裂いた赤の下
立入禁止 蹴っ飛ばして
猛り影がドロドロと零れ出す
[Chorus]
「見えない」と泣いて泣いて
私の想いを探しているわ
教えてダアリン ダアリン ねえダアリン
鳴らぬ電話の命は何処へ
[Verse 6]
茹る茹る環状線
ここには無い ここに終点は無い
左 左 右で鳴る
踏切りの音 カンカラリンドウ
[Verse 7]
カラスは言う カラスは言う
「あの頃にはきっと戻れないぜ」
「君はもう大人になってしまった」
[Bridge]
またどうか どうか愛を
終わらない輪廻を
千切っておくれ
[Bridge]
さよならダアリン ダアリン ねえダアリン
あの日私は大人になった
[Chorus]
絶えず想う 二人一人
暮れ落ちた言葉は取り返せずに
さよならダアリン ダアリン ねえダアリン
クルクル回る環状線を
「一人憐れに歩めや少女」
Written by: ハチ
