シーズンノート

きっと僕らなら上手くいくさ

 お互い信じていたけれど

 思い通りにはいかないよな

 いずれは終わりが来てしまうのさ

 これまでを振り返ってみれば

  多分原因は僕だな

 どこかで君の優しさに

 甘えてしまっていたのさ

 気づけなくて傷つけて

 後悔ばかりが募っていく

 もう一度君に触れられるのなら

 抱き寄せてこのままでいたい

 季節が巡っても僕は抜け出せないまま

 戻れない日々の忘れ方もわからなくなったな

 暮らしの中どこを切り取っても 

 隣にいつも君がいてくれた

 過ごしていくうち その幸せにも

 慣れてしまっていた

 情けない、 だらしない

 駄目な僕じゃ

 君の事を止められるような

 言葉は探しても見当たらないけれど

 まだ諦めきれないな

 もう二度と君の瞳に僕は

 映らないのかな　教えてよ

 今更手遅れかな 

 ねぇ

 1人になってふとした瞬間

 君の顔が浮かんでくるんだ

 歳を重ねても僕は抜け出せないまま

 あの頃の恋に縋りついたまま

 戻れない日々の忘れ方もわからなくなったな