魔女の弟子

世界は終わるよ いつかに終わるよ

君はそう言ってこの部屋で寝てた

いつものように話半分で

分かってるって僕は言った

とめどなく進む 僕らは流れる

変わらぬ日々は 消えていった

君は堪らずドアを開けていく

そして見つけたと言って

裸足のまんまで 箒を手に取り

夜を抜け出そう 君は手を出した

僕は迷ってた 風は鳴り止まない

すると消えたんだ 君が消えた

柔らかいベットにサヨナラを告げた

まだあたたかい気がする

旅に出なくちゃね 君の抜け殻を

そっと手に取って外に出た

夜を抜け出して 今だ抜け出して

箒を手に取り 僕も飛び出した

けれど魔法なんて 僕は使えない

君がいなくちゃ 世界は終わるんだ

君を探して年月は経った

顔もそろそろうろ覚えに

箒に魔法はかからないまま

それでもいい気がしたんだ

裸足のまんまで 僕も飛び出した

多分落ちるよな だけど、だけど

君が見えたような気がしたから

最初に教わった君の歌

裸足のまんまで 君は飛び出した

今はどこにいる 楽しいといいな

多分もう会えない 分かっているよ

最後に歌歌歌うよ ららら...