ブルージーンズ

やっと叶ったキミとのデート

してくれよボクをコーディネート

下手な口実でも「いいよ！」って

ついてきてくれるとこも好きよ

今も胸の鼓動爆速で上昇中

片想い中のボクには刺激

強すぎるオフショルのワンピ

夏の空の色のような

ブルージーンズ手に取り眺めてさ

こうゆうの似合う人がいいなって

言ってるその目には誰が映るんだろう？

履いてみても似合ってないけど

値札見ずにレジへ直行

キミに合う男なれるように

今日から毎日これ履くぞ

キミの好きな服を着ていれば

キミの好きな音楽を聴けば

キミが好きになってくれるのかなぁ？なんて

そんなこと思っているうちは

きっと振り向きはしないだろう

それくらいはボクもわかってんだ

チックタック進む

ギクシャクしないように

繋いでいく会話

下北って意外と狭いな

次はどこにいけばいいのかな？

ジャズが流れるシーシャバー

連れていけたらいいけどさ

こちとら財布は火の車

プレイリストもポルノと福山ばっか

あ〜やっぱ無理なのかな

大人びたアーバンなキミには

お似合いなのはヒゲとロン毛似合う

ボクよりもっとジェントルマン

神様いるならねぇ、お願い

この先何も欲しがらないから

あの子だけはをボクの腕の中に

キミの好きな服を着ていれば

キミの好きな音楽を聴けば

キミが好きになってくれるのかなぁ？なんて

そんなこと思っているうちは

きっと振り向きはしないだろう

それくらいはボクもわかってんだ

まだ新品のブルージーンズ

これがヴィンテージになる頃には

振り向いてくれるかなぁ？